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メタバースって何?分かりやすく簡単に、未来も踏まえて解説
メタバースって何?分かりやすく簡単に、未来も踏まえて解説
こんにちは! タカトです。
近年、VR市場が活発になっておりNFTやメタバースといった聞いたことのない言葉が出てくる機会が増えてきました。今回はその中の「メタバース」について解説します。
「正直、カタカナ苦手なんだよな・・・」という方もいると思いますが、そこを上手く噛み砕きながら、分かりやすく・簡単に解説するのでご安心を!当記事は5分ほどで読めますので、ランチのお供にどうぞ。
メタバースとは?
一言でいうとメタバースとは「仮想空間」を意味します。
我々が生活しているのを現実とするなら、仮想空間はコンピュータの中に作られた世界ということです。
作られた世界でアバターという自分の分身を操作して世界を動き回ります。
似てるものではオンラインゲームなども仮想空間の部類に入ります。
仮想空間でプレイヤーと繋がり敵を倒してレベルを上げたり、自分の家を作り家具を揃えたり、最近だと結婚式まで挙げれたりするものもあります。ただ、オンラインゲームはあくまでもゲームの世界なので、そこでリアルと繋がることはありません。メタバースは将来的にその仮想空間の中でリアルの物を購入できたり、NFTを購入したり、リアルと同じようなことが可能になる想定がされています。
メタバースは造語→知らなくて当然です
メタバースは作られた言葉で、元々は存在していません。
「meta」→超
「universe」→宇宙
この二つを組み合わせて、metaverse(メタバース)といいます。
英語圏で使われてた言葉なので知らなくて全然普通です。
日本で大々的に有名になったのは2021年に旧・Facebookが社名をmetaに変えたことで知名度がグッと上がりました。変えた理由はSNSが主軸だった世の中から、次は仮想現実が主軸になると踏み社名を変えたそうです。ここ1年の話にはなるのですが、市場規模もどんどん大きくなってきており、知らないのが当たり前から知ってて当たり前に変わる境目に来ています。
メタバースのメリット、デメリットを解説
なんとなくメタバースは分かってきたけど、何でそれが注目されているのか?
メリット・デメリットを踏まえて解説します。
【メリット①】アバターを使うことで非接触での会議やコミュニケーションが可能
今は会わずに会議は可能です。ただ、相手の反応が見えないからと「カメラをオンにして」と言われたります。こうすると必然的に自分の顔を写すので、あまり好みでない人もいると思います。
メタバースで会議を行うと、アバターで身振り手振りや絵文字など表現できるので顔を出さなくても会議が可能です。話す側もアバターの反応があることで進行がしやすくなるので、完全に顔も見せず、非接触で会議が行えます。
実際にメタバース内で会議をしたというこんな記事があります。
仮想空間メタバースで「仕事」をしてみたら…想像以上に実用レベルで驚いた | Business Insider
オンライン会議とは違うリアリティのある会議になること間違いなしですね。
【メリット②】メタバース内でのビジネスの可能性
メタバースは仮想現実の世界ですが、リアルで出来ないビジネスを可能とすることができます。
現に今はゲームで稼ぐことが可能になってるのをご存じでしょうか?ブロックチェーン技術が導入されたゲームで遊ぶことで仮想通貨やNFTを取得することができます。ゲームによっては取得したアイテムを売買し仮想通貨を取得したり、土地を売買したり、ゲームを通してお金を稼ぐことが可能になってきます。
少し補足をすると、取得した仮想通貨を現金に換金することができます。なので、ゲームで稼いだお金で生活することも可能になるということです。
ここからは想像ですが、メタバース内で店舗を構えてそこでモノを売り買いし、手元に届くなんていうことも可能になると考えてます。このメリットは、店舗を持たないので固定費も掛かりませんし、気軽に店舗へ足を運んでモノを見れるので買い物がしやすくなります。
実際に店舗にいかず、物を見て買えるなら、それに越したことはないですよね。
【デメリット①】現実で表現できないものが多々あるので没頭しすぎてしまう
ゲームに夢中になるのと似てますが、メタバースの世界はとにかく広く、現実にないものが多々あるので没頭してしまいます。歩き回る=旅をしているような感覚になりますし、目的もなく歩けるからこそ色々歩き回ってしまうので中毒性が高いです。
【デメリット②】現実のコミュニケーションが苦手になる
メタバースの世界ではアバターというキャラクターを操作してコミュニケーションを取ります。
それに慣れてしまうと現実のコミュニケーションが苦手になり、対人スキルが低下する可能性があるので要注意です。一応、生きていく上では人とのコミュニケーションは必須になるので、苦手になりすぎないよう自分の中で塩梅を考えていくことが良いです。
【デメリット③】法整備が全然整ってないので、変な人たちも少なからずいる
メタバースの世界はまだまだ発展途上で、どんどん変化し続けています。発展途上がゆえに、法整備などは整っておらず金銭トラブル、ハラスメントの問題、青少年が引き起こすトラブルなど、様々な事件が起きても、すぐに対処というのが難しいのが現状です。
起きて初めて「こんな法が必要だ!」となるケースが今後出てくるので、そこを理解したうえで世界を楽しむようにしていきましょう。
VRの利用で、よりリアリティを味わえる
メタバースはVRゴーグルを使用することで、よりメタバースの世界観にのめり込めます。
360度全てメタバースの視覚になるので、本当にその世界に入っているかのような感覚になること間違いなしです。もちろん無くても楽しめますが、あることで楽しみ方は別物になるので是非合わせて使用してみることをオススメします。
まとめ:メタバースは新しいビジネスの可能性だらけの世界
メタバースの市場規模は2030年には6,788億米ドルに達すると予測されています。それぐらい需要が高まっており、成長を期待されている産業です。
特にビジネス産業としての成長が大きく期待されていて、様々な大手企業が参入に向けて手を挙げています。どういったものになっていくかは、正直まだまだ予測がつきませんが、生活する上での利便性の向上や新しいビジネス展開など目が離せないのは間違いないです。
是非、興味本位でも良いので日々の情報にアンテナを傾けつつ、メタバースの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?
本日も読んでいただきありがとうございました。
タカト
2児に父でフリーランス歴8年目、主にPMO・サポート業務をメインに案件をこなしています。Webライターとしても活動中。