エンジニアが抱える悩みと対処法8選

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はじめに

働き方の多様化やテレワークの普及により、一昔前は縁の下の力持ちであった「エンジニア」という職種も表立って注目される職種になりました。
 
その一方で、働き方改革の普及により、働く職場環境について問題視されることも多く、エンジニアの業界もいまだに多くの問題を抱えています。
 
今回は、これからエンジニアを目指す方、または現在エンジニアとして働いている方向けに、多くのエンジニアが抱える問題と対処法についてご紹介します。
 
モチベーションにも大きく関係することかと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

エンジニアとは

一言にエンジニアと言っても、広い意味では機械・電気などを指し、その職種は様々です。
近年はITの進化により、システムエンジニアやプログラマーなど、IT業界で活躍する人々が注目されるようになりました。
 
中でもシステムエンジニアは専門のプログラミング用語を使用したシステム開発に加えて、サーバーやシステム管理、クライアントとの打ち合わせなど、業務内容は多岐に渡ります。
 
そのためシステムエンジニアは多忙かつ、ストレスを抱えている人が多いと言われています。
今回はエンジニアの中でも特に注目されている、システムエンジニアがかかる問題と対処法についてご紹介します。

システムエンジニアが抱える悩みと解決法 8選

社内の人間関係を良くしたい

職場での人間関係に悩むことは、全ての業種に共通している問題かと思います。
中でもシステムエンジニアの業務は多岐にわたる分、他のエンジニアと比較して、より多くの人に関わる職業です。
 
職場内の人間関係に加えて、職場外の人々とも時間を共有することが多く、時間の長さも関わる密度も他の業種と比べて特に長く濃いと言えるでしょう。
 
そのため、自分でスケジュールをうまく調整・管理して仕事を進めなければ、仕事が滞ることで、トラブルにつながることになりかねません。
 
トラブルを抱えることが自身のストレスとなり、職場環境の悪化に繋がります。
 
人は自分に余裕がある人ほど相手に優しく接することができます。
 
システムエンジニアはチーム内の連携に加えて、社外の人ともうまく信頼関係を築くスキルが必要となります。
また、業務は多忙かつ内容が多岐にわたるため、自身で無理なくスケジュール管理する能力が求められると言えるでしょう。

残業を減らして、生活環境を整えたい

システムエンジニアが抱える問題の二つ目に残業が多いこと。
 
複数のプロジェクトを同時進行することも多々あり、納期が重なると残業がしばらく続くという日も珍しくありません。
 
民間企業の調査結果によれば、一般的に月の平均残業時間は25時間程度と言われていますが、IT業界の平均残業時間は30~40時間と言われており、大きな乖離が確認できます。
 
残業が慢性化している場合は、上司に改善を嘆願する他、転職を考える必要があります。
 
健康はお金には変えられません。
改革しようと行動を起こすことはもちろんですが、
限界が来る前に思い切って転職することをおすすめします。
 

給料を上げたい

システムエンジニアの給料は一般的な水準と比較して高い傾向にありますが、残業や休日出勤など、長時間労働時を強いられることも多く、時給に換算した場合、それほど高くないのが現状です。
 
給料を上げるためには、単純に考えると昇給することが望ましいのですが、職場環境や正しい人事評価制度がなければ、うまくいくとは限りません。
 
まずはスキルアップに努めることで、実績と経験を積むことをおすすめします。
 
それでも給料アップが見込めない場合は、早めに転職することが望ましいでしょう。
 
またフリーランスに転身する事が所得を上げる1番の近道となります。

企業が抱える専属のSEになりたい

システムエンジニアの多くは顧客先に常駐して仕事をこなす場合が多く、プロジェクトが終了すれば、また違う勤務地へ勤務することが一般的です。
 
長期労働に加えて、職場環境が頻繁に変わることは、システムエンジニアにとって大きなストレスとなります。
 
そのため勤務地が変わることのない、企業が抱える専属のシステムエンジニアを希望する人は多く、その分、競争率が高いのが特徴です。
 
職場の環境が頻繁に変わることは、その都度、人間関係を構築する必要があり、その分、労力が求められます。
 
可能な限りストレスを減らすことが、最高のパフォーマンスにつながると言えるので、狭き門ではありますが、ぜひ目指していただきたい職です。
 
またフリーランスの場合にはお客さんが重宝するエンジニアとして認めて頂けると
長期に渡って契約をしてもらう事も可能です。

やりがいを感じたい

 “やりがいを感じるかどうか”は仕事を続ける上で全ての職業に共通して言えることです。
人生と同じでどんな仕事もワクワクしなければ、やりがいを感じることはできません。
 
システムエンジニアは職場や仕事を選びにくい業種ではありますが、仕事をする上でワクワクとした気持ちは捨てたくないですよね。
 
自分が常駐する職場の人間関係や仕事の効率化は、いかに自分から率先して動くかで変わります。
どのような職場でも勇気を出して人と関わり、さらには業務の効率化を測ってみましょう。
ワクワクとした感情が芽生えた時、その仕事は“やりがい”に変わるでしょう。
 
フリーランスの場合であればエージェントが要望に応じたプロジェクトを選定もして頂けます。
良いエージェント選びもやりがいを感じられるかどうかに関わる要素の一つになると思います。

上流工程に携わりたい

システムの構築は大きく分けて、下流工程と上流工程に分かれます。
多くのエンジニアが「上流工程に関わりたい」と思う理由の一つに、より幅広い業務に携わることができることが挙げられます。
 
上流工程はシステム構築に加えて、クライアントとの打ち合わせやフレームワークなどのスキルも必須でマルチタスクが求められる工程です。
 
下請けになればなるほど、上流工程に関われるチャンスは少なくなります。
自分の会社が上流工程に関わっているのか、知ることも今後の方向性を決める一つの指標とすると良いでしょう。
 
フリーランスの場合であればエージェントの営業力により、上流工程に関われるプロジェクトへのアサインもあります。
自身の可能性を高めるチャンスは逃さないようにしましょう。

スキルを上げたい

システムエンジニアとして、より経験を積むためにも、スキルを上げたいと考えるのは当然のことです。
 
ただ、自分が関わっている会社の規模や専門性により、スキルアップにつながる機会が得られるかどうかが変わってきます。
 
社内でのスキルアップが難しい場合、副業として他の仕事に挑戦してポートフォリオをためておくことも一つの案です。
 
また、自分より経験豊富なシステムエンジニアにアドバイスを求めることも一つの方法としておすすめです。

ユーザーと関われる開発に関わりたい

システムエンジニアが請け負う仕事としてBtoCとBtoBのものがあります。
ほとんどの場合、企業向けの案件を受けるため、会社勤めのシステムエンジニアが手がけるものはBtoBの案件が多いのが現状です。
 
BtoBの案件の場合、納品する際にお客さんの反応が見えにくいため、その後の改善点や改良点に結びつきにくいという欠点があります。
 
消費者向けであるBtoCの方が、お客さんの反応が分かりやすいことに加えて、企業向けの案件より、柔軟に対応する必要性が高いため、システムエンジニア自身のスキルアップや、やりがいに繋がりやすいと考えられるでしょう。
 
もしくはユーザーサポート部門に所属するなどの選択肢もあります。
 
選択肢を増やしたい場合にはやはりフリーランスになるのが近道になります。

終わりに

今回は「エンジニアが抱える悩みと対処法 8選」をご紹介しました。
職場環境から人間関係、スキルなど、エンジニアが抱える問題は様々です。
自力で解決できるものもあれば、転職をしなければ解決できない問題もあり、今後も適応能力の強化と問題解決能力が求められると予想されます。
 
これからエンジニアを目指す人は事前に下調べをした上で選択し、現代エンジニアとして活躍している人は自分が抱えている問題について一度、考えてみると良いでしょう。

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中川 里美(ナカガワ サトミ)

中川 里美(ナカガワ サトミ)

20歳の時にアメリカで出会った経営者に誘われてライターの道へ。 自分の事業と並行して趣味レベルでライター業に取り組んでいたが、 その後のリモートワークやネットビジネス業界の普及により、 ネット環境があれば、どこでも仕事ができるライター業の魅了を再認識する。 現在、リサイドのライターとして、記事を執筆中。 好きなことは、旅と美味しいものを食べること。 今年の目標であったバンジージャンプと滝行と富士登頂を達成し、来年の目標を思考中。