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【噂の検証】フリーランスはクレジットカードを作れない!?審査を通過しやすくするための対策もご紹介
フリーランスになるとクレジットカードを作り辛くなるという話を聞いたことはありますか?
独立する前はいろいろな準備や手続きなどでバタつくので、こういったことを考慮する時間もなくなりがちです。
今回はフリーランスでもクレジットカードは作れるのか?ということについて解説します。
将来的にフリーランスを考えている方は参考にしていただけると幸いです。
フリーランスはクレジットカードを作れない?
結論から言えばクレジットカード自体は今まで通り作ることは可能です。
しかしこれからお話しする理由によって、クレジットカードの審査が通り辛くなったり、
キャッシングの枠が会社員ほど取れなくなるケースが多いです。
フリーランスがクレジットカードの審査に落ちやすい理由
フリーランスがクレジットカードの審査に落ちやすいのは主に以下の点からです。
● 収入が安定していないとみなされるから
● 会社員と比べて社会的信用が低いから
● 独立して間もないから
順に解説します。
収入が安定していないとみなされるから
そもそもクレジットカードはみんなが毛嫌いする借金のシステムで成り立っています。
お金の支払いを後払いにし、商品・サービスを先に受け取りますね。
信用がない人にはお金を貸せないのと同じで、金融会社も信用がない人にはクレジットカードの作成を許可しないのが普通です。
フリーランスは、会社員に比べると一般的に収入の安定性が低いですよね。
なのでクレジットカードは会社員よりも作りづらくなってしまうのです。
もっともITエンジニアの場合だと、独立した方が収入が上がるケースも多いので、
一概に「フリーランス=収入が安定していない」とはならないのですが、
社会通念上としては、やはり会社員の方が収入の安定性が高いとみなされるので、会社員の方が有利です。
ですから、記事の本筋からは逸れますが独立する前に、クレジットカードの作成をすることを個人的に強くオススメしています。
勤めている会社の規模に依存するものの、基本的に作りやすいうえに、キャッシングの限度額もある程度大きくできるはずです。
会社員と比べて社会的信用が低いから
先ほどの理由に付随する形となりますが、フリーランスと会社員を比較するとそもそもフリーランスの方が信用が低いです。
「いや、それさっきも聞いたよ」と思うかもしれませんが、先ほどの話はあくまでも「収入面」でのお話。
今お話ししているのは、収入関係なく(仮に両者の収入が同じだったとしても)会社員の方が社会的な信用が高いのです。
スタートラインからして、すでに違っていると言えばわかりやすいでしょうか。
どれだけ自分自身が安定した売上を上げられたとしても、会社員の人の方が信用が高いということは押さえておきましょう。
独立して間もないから
もし過去に金融事故を起していないのにも関わらず、カードを作れないのだとしたら独立して間もないことが原因の場合があります。
一般的に経験年数が少ない場合にはカードを作り辛い傾向にあります。(これは会社員も同じですね)
後ほど解説しますが、独立して間もない場合は数年待ってみてから申し込んでみるのが得策かもしれません。
フリーランスがクレジットカードの審査を通過するための対策
続いて、フリーランスがクレジットカードの審査を通過しやすくするための対策を解説します。
● 独立してから数年の実績を積む
● 独立直後でも審査が通過しやすいクレジットカードを選ぶ
● キャッシングの利用枠は0円で申し込む
順に解説します。
独立してから数年の実績を積む
一般的には3年とよく言われますが、独立してから数年の実績を積みその間の収入が安定していることを示すことができれば、審査を通過しやすくなるでしょう。
毎年確定申告を正しく行い、自分の所得が安定していることを証明します。
また、申し込むクレジットカードによっては確定申告書が必要になることもあるので準備しておきましょう。
独立直後でも審査が通過しやすいクレジットカードを選ぶ
独立直後でも作りやすいと言われているカードもあります。
個人事業主向けのクレジットカードというものがあり、調べればたくさん出てきますね。
これらのカードだと、独立して間もない場合でも本人の信用力があれば作成しやすいでしょう。
しかし、あくまでも作りやすいというだけで、必ず作ることができるというわけではありません。
先ほども書いたように現在会社員の方は、今のうちにクレジットカードを作って対策しておきましょう。
カードの年会費が無料ならば何枚持っていても損にはなりません。
キャッシングの利用枠は0円で申し込む
ご存じの通りクレジットカードには「ショッピング」と「キャッシング」の枠がそれぞれありますよね。
このうち「キャッシング枠」を付けた場合、とくにフリーランスだと貸し倒れのリスクが高まることを懸念されるため審査が通りづらくなってしまう可能性が高いです。
もちろん自分自信がどういった目的でクレジットカードを持ちたいかが大切ですが、
もしキャッシングの予定がないのであればキャッシング枠を0円にして申し込みましょう。
貸し倒れのリスクを少しでも減らすことで、審査に通過しやすくなる可能性があります。
一度作成できれば、キャッシングの枠を大きくする申請ができるカードも多いのでまずは0円から始めてみるのは良い選択と言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
フリーランスは会社員に比べるとクレジットカードが作り辛くなりますが、
審査を通過しやすくするコツもあることをご紹介しました。
また、現在会社員であるならば先にクレジットカードを作っておいた方が良いということもお話ししました。
最後にこの記事の要点をまとめましたのでご覧ください。
フリーランスがクレジットカードの審査に落ちやすい理由
● 収入が安定していないとみなされるから
● 会社員と比べて社会的信用が低いから
● 独立して間もないから
フリーランスがクレジットカードの審査を通過するための対策
● 独立してから数年の実績を積む
● 独立直後でも審査が通過しやすいクレジットカードを選ぶ
● キャッシングの利用枠は0円で申し込む
今回はクレジットカードの作成についてのお話でしたが、そもそも不要だという方はデビットカードでも作っておくと便利です。
デビットカードはクレジットカードとは違い、即時決済が行われることが特徴で審査不要で作成できます。
キャッシュフローにある程度余裕があり、資金繰りの心配がそこまでない方であれば、
感覚としては、クレジットカードもデビットカードも大きな違いはありません。
日本人の気質としてはデビットカードの方が向いている気もしますし、借金することに不安があるならデビットカードで十分でしょう。
デビットカードもクレジットカードも、指定のカードなら、「freee」等の会計ソフトとの連携ができますので便利です。
自分の事業や性格にあわせて適切なカードを選んでいきたいですね。
Souta
Web系エンジニアとして活動。共同で開発した音声型ナレッジ共有ツール「decci」を2021年9月β版ローンチ。弱小ブログ運営中。暇だったので当メディアのライターにもチャレンジ。人間の思考に興味関心がありそういう系の本を読むのが好き。