コミュニケーションコストとは?コストが低いメリット、高いデメリットを解説

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こんにちは!タカトです。
 
最近話題になっている「コミュニケーションコスト」についてご存じでしょうか?
 
私自身、聞いたことがなかったのですがプロジェクトに入って仕事をしている中でその単語を耳にしました。
 
コミュニケーションスキルとはまた違った意味になり、知っておくと仕事をする中で人を見る目が変わってきます。
 
今回はそんなコミュニケーションコストについて解説していきます。

コミュニケーションコストとは?

コミュニケーションコストとは相手の言葉を聞いて理解するまでに掛かる時間のことを指します。
 
コミュニケーションコストが低い=理解するスピードが早い(必要最低限の言葉で理解)
コミュニケーションコストが高い=理解するスピードが遅い(色々な情報を聞かないと理解できない)
 
これだけ聞くとコミュニケーションコストが高いと良くないの?と思いがちですが、そうではありません。何故なら話す相手によって相性があり、分かりやすい・分かりにくいは人それぞれだからです。
 
Aさんの説明は分かりやすくて理解も早いんだけど、Bさんの説明は少し回りくどくて分かりづらい・・・ということがありませんか?それぐらい相性によって左右されるものなんです。
 
コミュニケーションコストが低い人は理解力が早いということではあるのですが、それが「=優秀」というワケではないのを理解しておきましょう。

コミュニケーションコストとコミュニケーションスキルの違い

コミュニケーションコストとコミュニケーションスキルには明確な違いがあります。
 
コミュニケーションコストは時間のことを意味しますが、コミュニケーションスキルは相手との意思疎通がスムーズに行えるスキルを指します。
 
コミュニケーションは双方で成り立つもので、相手への伝達と相手からの情報を正確に受け取れるかが大事になります。この二つが上手にできる=コミュニケーションスキルが高いと表現します。
 
少し勘違いしやすいのが、対外的なコミュニケーションが上手い人はコミュニケーション力が高いと言うことなのでコミュニケーションスキルが高いとはなりません。

コミュニケーションコストが低いメリット

コミュニケーションコストが低いメリットは3つあります。

①最小限の言葉でやるべきことを把握できる

コミュニケーションコストが低い人の最大のメリットです。
 
無駄な言葉をなくして最小限の言葉で物事を理解できる。
 
相手からしたら労力もそこまで掛からず物事を理解して貰えるので仕事を任せて貰いやすくなります。
 
自分自身の労力も最小限で済むのでコスパとしては最高です。

②最小限にすることで相手の時間を節約できる

最小限の言葉で意思疎通ができるということは時間も節約できます。
 
相手もそうですが、自分自身の時間も節約できるのでお互いメリットになるわけです。
 
時間は有限ですし、仕事時間となれば更に限られた時間になります。
 
これを節約できると違った作業にも時間を使用できます。

③仕事以外のプライベートでも活かせる

コミュニケーションコストはプライベートでも活かせます。
 
相手と話している時にポイントを抑えることで会話がスムーズになり、相手によっては話しやすいと感じさせることができるからです。
 
ただ、女性と話す場合は注意が必要です。
 
女性は答えを求める会話より、物事を話したいコミュニケーションが主なので、話を聞いてる最中に結果をこっちから言ったり、効率を求めてしまうとアウトです。
 
プライベートでも活かせますが、時と場合によって使い分ける必要があります。

コミュニケーションコストが高いデメリット

①時間泥棒になってしまう

コミュニケーションコストが高いということは相手の時間を奪うということになります。
 
奪うことで本来やるべきことの業務に遅延が生じたり、生産性にも影響が出てきます。
 
結果的にモチベーションの低下にも繋がるので、時間泥棒にならないよう注意が必要です。

②伝達のスピードが遅くなる=意思決定のスピードが遅くなる

コミュニケーションコストが高いと把握するまでに時間を要するので、物事の伝達スピードは低下します。
 
伝達スピードが遅くなると意思決定に行くまでの時間が掛かるのでプロジェクトの進捗に大きな影響が出てきます。
 
一日の仕事時間が限られてたり、相手によっては予定がパンパンでその日中の回答が難しくなったりするので、出来る限りこの時間は最小限で意思決定までもっていきたいです。

③チームメンバーが疲弊してしまう

理解するまで時間が掛かるということは長い時間相手を束縛してしまったり、何度も聞いたりしてしまうことを意味します。
 
自分が聞かれる側だとしたら、何度も聞いてこられると正直疲れてしまい、疲弊してしまいますよね。
 
聞く本人は悪気はないんですが、聞かれる側の気持ちも考えながらコミュニケーションを取っていければ一番良いです。

コミュニケーションコストを低くするには?

ここまで聞くと一番気になる「コミュニケーションコストを低くする方法はないのか?」
 
持って生まれたスキル的なものはありますが、正直どれだけ色々な人とコミュニケーションを取って来たかが大事になります。
 
数をこなせばコツが覚えてきますし、それが自信にも繋がるのでコミュニケーションコストを低くしたい時はひたすら人と会って話を聞くことをオススメします。
 
注意点が一つあります。
 
コミュニケーションコストは本人に依存するものではありますが、職場の環境、仕組みが整ってないなど外的要因も影響するものです。
 
いくら自分が「私はコミュニケーションコストが低い!」と思ってても、上記が要因となり上手くいかないことがあるのでそこはしっかり抑えておきましょう。

まとめ:コミュニケーションコストを低くすることでどこでも必要とされる人材を目指そう

コミュニケーションコストが低い人はプロジェクトで重宝される傾向にあります。
 
低くするためには経験値を蓄える必要がありますが、仕事以外でも活かせるので是非コミュニケーションコストを低くできるよう取り組んでみると、年を重ねても必要とされる人材になると思います。
 
年配=話が分かりづらい、頑固
 
というイメージを払拭する、喜ばれる人材になれると仕事も今まで以上に楽しくなること間違いなしです。
 
本日も読んでいただきありがとうございました。

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タカト

タカト

2児に父でフリーランス歴8年目、主にPMO・サポート業務をメインに案件をこなしています。Webライターとしても活動中。