【確定申告】自分でやるべき?税理士に任せるべき?

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こんにちは!タカトです。
 
個人事業主は2月になると「この時期が来たか・・・」と思いますよね。
そうです、確定申告の時期だからです。憂鬱ですよね。
 
とはいっても、税金の計算をして納税するのは国民の義務なのでしっかりやらないといけません。今回は確定申告を自分でやるべきか?税理士に任せるか?をそれぞれのポイントに分けて解説していきます。
 
私自身は個人事業主で9年活動しており、確定申告は全て自分で行っています。
 
当記事ではその理由も含めて3分程度で読める内容なので、ランチやお茶のお供に是非!
 
何よりあなた自身の確定申告の参考になれば嬉しいです。

今更ながら確定申告とは?

確定申告は年間の売上から経費を差し引いた所得の金額を算出し、それに掛かる税金を支払うことを意味します。簿記の言葉でいうと、利益から経費を差し引いた純利益に掛かる税金を支払うことです。
所得の金額によって納める税金の額は変わってきて、所得が高ければ高いほど納める税金も高くなります。
 
表1

※国税庁 所得税の税率より

表1をみて頂けると納める税率が一目瞭然です。
年収1千万を超えると所得の約33%、4千万を超えると45%納める計算になります。
ざっくりですが年収1千万は約300万、4千万は約2000万近くの税金を納めるということです。

確定申告を自分でやる?税理士に任せる?3つのポイントに分けて解説

確定申告をする上で2つ手段があり、一つは自分でやる。二つ目は税理士に任せることができます。それぞれメリット、デメリットがあり正解はありません。ご自身のやり方に合ったものを選んでいくのがベストなので、その参考となる3つのポイントを解説します。

自分でやる!ポイント①やる時間があるし、手間が掛かることも惜しまない

自分でやるということはそこに費やす時間が必要です。
 
毎月の経費(領収書)を仕分けし、帳簿に記載する必要があるのでそれなりの時間が掛かってしまいます。
 
慣れてしまえば「この領収書はこの分類」と分かりますが、最初はそれを調べながらなので数日掛かってしまうのが注意ポイントです。
 
私が一番最初にやった時は1日2~3時間を1週間ぐらいかけてやってました。
 
慣れてくると領収書の仕分けに5時間、帳簿への記入に3時間ぐらいで作成できたのでだいぶ短縮できると思います。慣れるまでは3年(年に一回なので3回)やってようやく慣れたという感じです。
 
これが一番めんどくさい作業ではあるので、その手間が嫌だという人は自分でやることはオススメしません。実際、めんどくさいんです。やらなくてよいならやりたくない、というぐらい。
 
それでも自分でやるのはポイント②③が大きな理由になります。

自分でやる!ポイント②コストも最小限に抑えられる

自分でやるとコストは最小限で済みます。
 
ミニマムは0円、これは会計ソフトも使わず自分で領収書の仕分け、帳簿記入、納税まで行った場合です。
 
帳簿記入はe-Taxを使えばある程度流れ作業でできますし、最終的な申告書も入れたデータを元に作ってくれます。
 
手で紙に金額を記入したりするということはほぼありません。(一部自身で書類作成が必要な場合もあります)
 
少しお金を出してもよいという人は会計ソフトを導入して申告書を作成します。
 
金額は1万~5万円ですが、金額によってセルフで入力したり、サポートが手厚かったりするので自分に合わせて選択可能です。
 
e-taxと会計ソフトとの違いは分かりやすさにあります。
 
会計ソフトは初めての人でもとっつきやすく「こういう経費はこの項目を選んで下さい」と書いてあったり、控除、源泉徴収、ふるさと納税についても分かりやすく書いてあるので、割とすんなり申告書の作成ができます。
 
昨年のデータと比較もできるのでポイントです。
 
正直、e-taxは無料ではありますが初めてやる人や慣れてない人からすると「難しい・・・」と感じやすいので、自分でやるなら多少コストは掛かるけど会計ソフトは必須と筆者は考えます。

自分でやる!ポイント③自分でやることで知識を付けられる

自分でやるためには、ある程度知識を入れる必要があります。
 
会計の知識は仕事をする上ではあまり必要ないかもしれませんが、確定申告をスムーズにできますし、税制が変わった時に「ここに影響が出るのかな?」など分かるのでメリットがあります。
 
知識があることで「これは経費になる、ならない」も分かってくるので申告書作成時に間違えることも減ります。
 
ないよりあった方がメリットがあるという意味で自分でやり、力をつけるのも一つのポイントです。

確定申告を税理士にお任せする

自分でやるのとは逆の税理士にお任せする場合のポイントも3つあります。

ポイント①プロに任せることで時間も短縮でき、安心感もある

税理士にお任せする場合は確定申告に必要な領収書を取りまとめて、送るだけで済みます。
 
売上金額によっては対面でやり取りが発生しますが、1000万いかないぐらいの売上なら資料の送付だけで全てやって貰えます。
 
税理士によっては作成した確定申告書を税務署まで送付してくれるので自分で提出する必要がありません。(所得税の納付は建て替えたりしてくれるので後々税理士さんにお支払いします)
 
提出する場合、税務署は平日しかやってないので、休みを取りづらい人にとってはありがたいですよね。
 
そして税理士は税に関するプロフェッショナルです。
 
申告書で間違えることもほぼ無いので、安心感は間違いなくあります。

ポイント②正直コストは自分でやるより高くつく

税理士に任せるとそれなりにお金(コスト)が掛かります。
 
年に一回、領収書をまとめて送って確定申告までやってもらう場合は3~5万が相場です。
 
売上が多く、毎月税理士にお世話になる場合は数十万は掛かります。
 
一人でやる場合はミニマム1万なので、その3倍~10倍かかると少し悩んでしまいますが、プロに任せることへの安心感+時間確保が可能なので、このメリットは大きいかもしれません。
 
特に忙しい人ほど税理士にお任せするのが一番だと考えます。

ポイント③任せるとは言っても領収書の整理はある程度必要

任せる場合は最低限、領収書を整理して送る必要があります。
 
似たような分類に該当するもの同士をまとめるレベルで大丈夫なので、そこだけは労力が掛かります。
 
それすらお任せすることもできますが、その場合は毎月お世話になる必要があるので数十万のコストが掛かってくることを覚えておきましょう。

まとめ:比較した結果を踏まえて自分に合うやり方を選択しよう

自分でやるor税理士にお任せするは答えがありません。
例えば3年間ぐらいは自分でやってみて、「やっぱ大変だからお任せしよう」というのも一つの手だと思います。
私自身は9年間自分でやっていますが、メリットも理解しつつ、手間を惜しまず自分でできてしまうからというのが大きいような気がしてます。

上記を参考に自分に合うやり方を試して、毎年の確定申告を乗り越えていきましょう!
 
本日も読んでいただきありがとうございました。

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タカト

タカト

2児に父でフリーランス歴8年目、主にPMO・サポート業務をメインに案件をこなしています。Webライターとしても活動中。